勉強量と学習習熟度を比例させていくには
こんにちは!のり丸です^_^
今日は日々の学習における、つい誤ってしまいがちな事をお話ししたいと思います。
今日のテーマはこれ!
勉強量と学習習熟度を比例させていくには、です。
これ、とても大事な事ですよね。
毎日10時間以上勉強しているのに結果が表れてこない、という具合の人へのアドバイスです。
受験生として日々勉強していると、目標達成のために勉強している意識が当然のことながら強まってきますよね。
1週間後の模試までに参考書の何ページまでは3周して、他の科目もここまでは終わらせる…
という意識です。
多分、みなさんが持っている意識であろうと思います。
しかしながらこの意識自体に、非常に危険なものが潜んでいると考えています。
そもそも、勉強というものは'こなす'ものではありません。
この点について、しっかり理解できていますか?
多くの受験生は、今日は何ページまで復習をする、のような学習計画の場合、目を通したことに達成感を覚えるようになります。
加えて、様々な教科の勉強に取り組まなければならないため、1つ1つの勉強が疎かとなり、その傾向はより顕著になります。
具体的には、数学の問題をあまり考えようともせず、すぐに解説を見て、答えを暗記してしまおうというような具合です。
みなさん心当たりはありませんか?
確かに数学の問題、しかも復習などであれば時間を掛けたくありませんよね。
頻出問題なんかは、もうさっさと覚えてしまえ!と、すぐに答えを暗記しようとしませんか?
他の科目でもそうです。あまり理解もせず目標ページ数を達成するのに必死になって、あまり理解が及んでいないことはありませんか?
気持ちはとてもよくわかります。みなさんには時間がないんだからね。急ぎたくなります。さっさと勉強を'こなし'たくなります。
でもこれは明らかに非効率で中身のない学習を招いてしまいます。
試しに、その科目の1日の目標を達成できた直後に、その科目の初めの方に学んだ内容を思い出してみて下さい。
どの程度覚えているでしょうか。
人間は、忘れる生き物といえどももう少し記憶力はあるはずです。
今この時点で内容がしっかり思い出せなかった人は、勉強がうわべだけ、こなしている証拠です。
ゆっくりでもいいので、しっかり考え抜き、理解をしながら学習を進めましょう。
受験勉強を進めていると、この参考書3日で終わらせた!などという言葉を周りの友達から聞いたことはありませんか?
そういう人はほとんどが参考書を理解することが目標になっていません。終わらせること、つまり目を通すこと、が目標になってしまっています。
しっかり理解をしようとすれば、3日で終わる訳なんかありません。
逆に自分はしっかり理解して進めているけど進度が周りと比べてとても遅い、と思っている人は、自信を持って下さい。その勉強法はきっと、大きくは方法として間違っていることはないと思います。
そしてこの話を聞いて、当てはまるなあ…と思った人は学習計画をもう一度見直してみて下さい。思い切って量を減らしましょう。理解に重点を置いて学習を進めることができればきっと今のような多量なページ数はこなせません。
でもそれでいいのです。
勉強は理解が1番重要です。そして理解をすれば当然、記憶にも残りやすくなります。
学習計画はページ数ではありません。
そのことをしっかりと頭に置いて、学習を進めて下さいね。
今日話したことは、勉強を頑張っている人こそ陥りやすいケースだと思います。
せっかくの努力を水の泡にしないよう、是非とも軌道修正を図って下さい。
応援しています(^^)